片付けと家計管理であなたの暮らしを整える、家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
「私の片付け物語」と題して、シリーズでわが家の変化。私の気持ちの変化。家族の変化について、お伝えしていきますね。
2010年ごんさんのブログで出されるお題に沿って、一日30分の抜き作業に取り組むのが毎日の楽しみでした。ある日のお題はキッチン。
キッチンの中で、使っていないものを処分するんですね。いままでモノを捨てるのが苦手な人に、大きなハードルが一つ存在していました。
「壊れていないものは、捨てにくい。」
どうです?そう思いませんか?
まだ使えるのに。欠けてもいないし、ひびも入っていない。あなたのお家に、そんな食器はありませんか?
「その食器が好きですか?」と聞かれると、好きでも嫌いでもない。そんな存在の食器がたくさんありました。
金融機関から粗品でもらった食器やら、結婚するときにおばあちゃんからもらった、食器。子供が赤ちゃん時代に使っていた赤ちゃん食器。景品でもらったグラスなどなど。
普段、お水を飲むコップは、100円ショップで3個100円で購入したケロッピのコップ。おしゃれじゃない、ときめかないモノたちで溢れていたんです。
真っ先に手放せたのは、赤ちゃん食器。子供たちはもう成人していましたから(笑)赤ちゃん食器を使って、ごはんを食べる人はいません(笑)「今までありがとう」と、お別れしました。
そのほか、セットの食器のうち2つ壊れて捨てて、残りの数が少なくなったもの。プラスチックのスプーンやフォーク。何かに使えるだろうと、もらってきたアイスのヘラ。
これでもかというくらいの数のものが、キッチンでひしめき合っていましたね。フライパンも大小あわせると、3つもあり2つに減らしました。
お玉に計量カップに、計量スプーン。これも何セットもあって、キッチンの引出しを狭くしていたんです。
一気に綺麗なキッチンを手にいれたかというと、そうではないんですね。以前のブログに、Before&afterで写真を掲載していましたが、ほとんど自己満足の世界(笑)
いいんですよ。それでも、自分の気持ちが上がってワクワクできれば。
キッチンの吊戸棚の最上段は、使わないものでほぼ埋め尽くされていました。結婚するときに、実家から頂いた湯呑み。お客様用に、10個以上箱にいれたまま収納していたんです。使う機会はほぼゼロ。
今は手元にある湯呑みだけで生活していますが、まったく不自由していないんですよ。
お片付けって、こんな風に「使ってないもの」家になくても平気なものを取り除いていく作業なんです。使っていないものが取り除かれることで、淀んでいた空間に、新しい風が入ります。
そこに「まだ使えるに」とか「もったいないから」という気持ちを乗せずに「自分が使いたいか、使いたくないか」という視点で、取り組んでみるといですよ。
お片付けの快感、心地よさをぜひ味わってみませんか?
私の片付け物語、次回に続きますね。
一人では、もうお手上げという方は、お声がけくださいね。一緒にお部屋を整えましょう。
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