家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
毎月、決めた生活費のなかで赤字を出さないように、上手にやりくりする。とっておきの、おススメの方法は「袋分け家計管理」です。
この袋分け家計管理に使う、アイテムについてご紹介しますね。
長年愛用しているジャバラファイル
袋分け家計管理を始めて25年以上経ちます。はじめは、袋にお金をかけず、銀行のATM横に置いてある袋を、使用していました。
毎月使っていると、ボロボロになってきますよね。そして、家計管理をするときに、楽しい気分でできるものがいいな~と、思ったんです。
それぞれの封筒だと、家計簿を記帳して精算するときに、机いっぱいに袋を並べることに。もっとスマートに袋分け管理がしたい。そこでみつけたのが100円ショップで売っているジャバラファイルです。
材質がしっかりしているので、長年つかっていてもボロボロになりません。それぞれの費目を、ジャバラファイルのタブに、テプラで名前をつけました。
テプラをお持ちでないかたは、中に紙を差し込めるようになっているはずです。ご自分の使いやすいようにアレンジしてくださいね。
袋分けをしても、不透明な封筒に入れて、中身を確認する手間にストレスを感じてしまう人は、ジャバラファイルを、試してみませんか?
上からすべての予算が見え、出し入れが楽です。ジャバラファイルの中に、そのまま小銭を入れても、隣の仕切りに移動することは、ありませんよ。
食費予算の一工夫
食費の予算は、どのようにわけていますか?一日あたり1000円という計算?
お米や、調味料・嗜好品を別に予算をわけて、残りを5週で管理するのがお勧めです。
ジャバラファイルに食費の予算をそのまま入れてしまうと、せっかく分けたのに、ごちゃ混ぜになってしまいますよね。
そこで一工夫しています。
食費は、透明のファスナーが付いた袋に、一週間ごとの予算を入れましょう。
その週の予算だけお財布に入れて、一週間が終わったら、お財布の残金は袋に戻しましょう。
お米や、調味料など月に1回程度の支出は、この予算と分けるほうが、お金の流れが見えるので楽ですよ。
毎週食費の予算を、締めたら次の週も頑張ろう!って、達成感を味わうのがコツ。4週終わったところで、5週目の袋にそのままお金が残っていたら、黒字確実ですよ。
ジャバラファイルのポケットが足りない?
子供の教材費。町内会費の積立。習い事の月謝。細かく費目を分けていると、ジャバラファイルのポケットが足りない!という問題が発生しますよね。そんな時は、お金の性格を考えてみませんか?
✅決められた予算をやりくりして使う生活費は、ジャバラファイルで。
✅月に一度入れるだけで、決まった金額の積立は、別の袋まとめる。
町内会費など、自分で節約できない項目。「予算が厳しいので、今月は負けておいてくださいね~」とは、言えないですよね(笑)
やりくりする費用と、やりくりしない費用の違いは「自分で金額を変えることができるか、できないか」がポイントです。
わが家では、町内会費・美容室のカラー会員の年会費・現金払いの新聞代を袋に分けています。これは、やりくりできない費用なので、ジャバラファイルじゃなくて、ファスナー付きの袋に入れています。
袋分けと言っても、全部同じ袋に入れなくてもいいんですね。
大きく「やりくり費」と「積立金」というジャンルで分けると、頭の整理ができますよね。
袋分けで黒字を出すコツ
このジャバラファイルは、一か月のやりくり生活費。家計のスタートの日に、予算をふりわけたら、お金が足りなくなっても銀行に下ろしに行かないと、決めるのがコツ。
足りなくなって、そのつど生活費をおろしていては、「予算を守る」という気持ちが薄くなってしまいます。
食費は一週間ごとの予算を守り、他の予算は1か月の予算のなかで何とか工夫しながら、やりくり頑張りましょう。
お金の流れを整えて、必要なときに安心して支払える。使うお金を準備できれば、安心ですよね。
お金の流れをつかんで、毎月しっかりと貯金できる「堅実な家計管理」を手にいれたい方のために、「家計管理につよくなるメールレッスン」を行っています。
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