「片付け×家計管理×思考の整理」で「時間とお金と心のゆとり」を増やす
マインドワーク®フォーカライザー&家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
勝手に家計相談。今日は第三回目です。
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【30代女性の投稿から】
家計簿をまだ始めたばかりで、家計管理に迷走中です。
ちなみに週予算を1万円に減額しましたが、減額した途端崩壊しつつあります(笑)
特別予算という都合のいい袋が登場し、不足分はそこから出しています。とりあえずは週予算を継続して、無駄遣いをしないことを目標にしていきます。
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家計簿をつけて「家計管理に挑戦」素晴らしい決意ですね!
始めはうまく行かなくて、つまずくことも多いでしょう。
お悩みの通り、予算を減額したところ崩壊し始めてしまったということですね。
特別費の使い方についても、都合よい「赤字補填」という考えならば、何となく「家計管理できている」という気持ちには、なれないですよね。
週の予算をまもりつつ、特別費をどうとらえるのかについて、改善するための3つのポイントをお伝えしますね。
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①支出の内容を把握&分析しましょう。
一週間の予算を10,000円と決めた場合。一週間10,000円で生活できる週と、できない週が出てきませんか?
例えば、食費にしかお金がかからず、外食もしないで一週間10,000円ならば、きっとゆとりがあるかもしれませんよね。
しかし、車のガソリンを入れたり、病院に急にかかったり、お米を切らして買うことになったり。いつもと違う生活をすると、あっという間に予算オーバー。
今週の予算使い切っちゃった!と焦って、次の週の予算に手を付けてしまうと月末には、カツカツ生活が待っていませんか?
こんな焦りから抜け出すには、どうすればいいと思いますか?
「支出内容を把握」しましょう。
食料品にいくら使っているのか。
トイレットペーパーは?ティッシュペーパーは?
全ての支出がいくらぐらいかかっているのか、記録して把握することが大切なのです。
一週間10,000円の生活費ならば、一か月で50,000円でしょうかね?
家族構成によると思いますが、食費・米調味料嗜好品・雑費・医療費・交通費・美容費・お楽しみ費(娯楽費)というように、費目ごとに支出を分析して予算を立ててみましょう。
初めから上手に予算を立てられないかもしれません。トライ&エラーで、2~3ヶ月家計簿をつけてみると、支出の傾向がわかるようになるはずです。
まずは「自分の家計がどんなものに、いくら使っているのか」現状を知ること。
そして、その中で「省けるものはないかな?」「これは、買わなくても良かったかも」と思えるような、モノを見つけ出してみてくださいね。
②特別費がどんなものか決める。
「特別費」は、どんなものか決めていますか?
毎月かからない支出、年に数回出ていくお金。
こういう支出を「月々の家計」に一緒にすると、ゴチャゴチャしてわからなくなるんですね。
ですから敢えて「毎月の家計」とは分けて管理することをおススメしています。
例えば、年賀状や、お歳暮、お中元などのシーズンで必要になるもの。
実家への帰省にかかる費用。洋服代や、クリスマスプレゼント、父の日、母の日プレゼント。小型家電など、毎月の家計に加えると、即赤字!となる費目は「特別費」で精算します。
ただ「特別費」を「月々の家計の赤字の穴埋め」として位置づけてしまうと、家計管理していないのと一緒なんです。
その違いは「予算を決めて使う」という意識を常にもつこと。「月々の家計」も「特別費予算」も、「ちゃんと用意したお金から気持ちよく使う」ことを心がけてみてくださいね。
③特別費も予算化する。
特別費も、きちんと予算化しましょう。毎月の収入の中から「予算」してもいいですし、ボーナス時期であれば「ボーナス」から特別費の予算に回してもいいですよ。
家計管理する上で「お金が使えない」と思うのではなく「これだけ使える」「これは使ってもいいお金」と、「将来のために残すお金」「支払いのためによけておくお金」の区別をしっかりとすること。
それを「整理」しておくことで、気持ちよく暮らすことができます。
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家計簿をつけても、すぐにつまずいてしまう。
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