片付け家計であなたの悩みを解消する、家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
私がマイホームの住宅ローン30年を15年で繰上返済し、長年続けている「袋分け家計管理」のコツ。月に一度のお給料日にすることを、詳しくお伝えしていきますね。その一つが「千円札を用意すること」でしたが、もう一つは「資金移動すること」なのです。今回は、資金移動についてお伝えしますね。
袋分け家計簿に挑戦したことはありますか?「袋分けは、やりくりできる」って聞いていたけれど、何だか面倒で止めちゃった。
こんな経験はありませんか?
25年以上「袋分け」で家計管理を続け、毎月のように黒字を出したコツを、惜しみなくお伝えしますね!
このコツさえつかめば、あなたも「袋分け」でやりくりのコツをつかむことができますよ。お給料日にすること、まずは「千円札の用意」でしたね。
その次は、資金移動です。
あなたは毎月、銀行に何回足を運んでいますか?1回ですか?それとも2~3回?
引落になるお金を残して、あとは何となく下ろしてきて生活し、足りなくなったらATMでチョコチョコと下ろしていると、結局いくら使ったのかよくわからない。こんな状況になりませんか?
銀行に行く回数は
基本的には月に1度だけ。今までなんども下ろしていた人は、思い切って1ヶ月分の生活費を全部下ろしてきましょう。
あとは次の給料日までは、お金を下ろさない。
こう決めてみませんか?
足りなくなったら銀行に行けばいいんだ。こんな風に考えていると、なんとなく外食したり、疲れているからとお惣菜に頼ったり。計画的にお金が使えなくなっちゃうんですね。
クレジットで使った分のお金の入金も、将来必要になる貯金も、支払い目的のための貯金も。それぞれの目的別に口座を用意し、給料日に資金移動すませてしまえば、時間と手間も節約できますよ。
事前の準備が必要
これを軌道にのせるためには、計画的にお金を使えるようになることが大切。
家計の予算を立てて、給料明細をもらったら、前月の家計簿を集計して、翌月の予算を全部立ててしまいましょう。
収入-固定支出-先取貯金(未来貯金+目的別積立)-特別費=やりくり生活費
資金移動させるメモを作成して、いざ銀行へ。一か月のお金の流れをしっかりと把握して、大切な支払いも忘れないように、計画的に資金移動しましょうね。
できるだけ例外は作らない
特別なイベントがあるときでも例外は作らない方がいいいです。
今月は、遠くから親戚が遊びに来るから「特別にお金をおろそう」
こう考えた時点で、予算にない支出をすることになりますよね。
家計簿を集計するときになって、「あ~~、お金下ろして使っちゃったんだ」先取貯金を崩すことに。あとに残るのは罪悪感。
予定を立てて貯金したお金は、何があっても下ろさないと決めましょう。
お金を使うのなら気持ちよく
おもてなしをするのであれば、事前にきちんと予算を。月々の生活費のなかで「お楽しみ費」という費目を用意しておくのも一つの方法ですよ。
わが家は「いくら貯金」という費目があり、家族のイベントごとなど、ここから支出しています。月々の予算からではなくて、ポイントでお買い物した場合「いくら貯金」に入金しています。
きっちりした予算以外の費目が、ひとつあるだけで予算と気持ちにゆとりが持てますよ。
今日のまとめ
●給料日に「未来貯金」「目的別積立貯金」(通帳管理)は、即資金移動。
●生活費は、月に一度まとめて下ろす。
途中で行きたくなっても、ぐっと我慢しましょう!
家計の期間と予算を意識することが、黒字家計への近道です。
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