袋分け予算が足りないときの対処法

袋分けで家計管理に挑戦しているけれど、予算が足りない!


こんな時、どうしていますか?


とりあえず、予算が多めに残っている袋から借りて使う。こんな流れになっていませんか?


片付け家計であなたの暮らしを整える、家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。


実はこのやり方が「袋分け」を挫折に導く大きな原因なんですね。じゃあ、挫折せずにどうすれば「袋分け」を長続きさせて、家計をしっかり守ることができるのか。お伝えしますね。


それは、予備金庫を使うこと。


こちらの記事で、予備金庫について詳しく書いてあります。


足りなくなったお金は、他の袋からは絶対に借りない。借りるときは「予備金庫」から立替払いをしましょう。


ちょっとだけルールがあります。ここから借りるのは、月々で管理する生活費だけ。例えば、雑費・医療費・美容費など。


●ゴミ袋が一気に在庫がなくなって、まとめて買った。

●急な病気で病院代がいつもよりかかった。

●子供から学校で急にお金を集めることになったからと、予定外の支出が発生した。

●基礎化粧品が、なぜか一度に切れて買うことになった。


計画的に使っていても、想定外のことは時に発生しますよね。そんなとき、慌てず騒がず落ち着いて予備金庫のお金から立替払いをしましょう。


もちろん、家計簿にはしっかりと記入しましょうね。赤字は見たくないと思うかもしれませんが、のちに予算を立てるときのデータになりますよ。


袋分けの救世主ともいえる「予備金庫」ですが、ここから借りてはいけない費目もあるんです。それは「食費」


「他の費目は借りていいのに、なんで食費は借りちゃだめなの?」と、疑問に思いますよね。


食費は、一週間単位で管理することをオススメしているからなんです。買い物前にメニューを考え、買い物メモを作成していくと、大きな赤字は避けられます。


それでもお店で「安い!これは今買わないと損をする!」と思う食材があったり、家族に食べさせてあげたいな~と、思うものを買ったとき。少しだけ赤字になりそうなときは、予備金庫ではなく翌週の予算から借りましょう。


そして、ここで一工夫。


借りた食費は、借りっぱなしにしない


「翌週で借りた分を取り戻す」のです。


そのためにもやしや卵など安い食材を使った「節約メニュー」を増やしちゃいましょう!家族が「肉が大好きで、肉を食卓に乗せないと機嫌が悪いんです」と嘆かないで。


お肉だけでお腹を満たそうとすると、食費が跳ね上がりますよね。野菜や豆腐など上手に活用して料理をボリュームアップ!量ましの工夫をしませんか?


わが家のハンバーグには、豆腐とかおからが入っていることが常で、娘からは「うちのハンバーグには、何やら入っている」と言われています(笑)怪しいモノのように言わないで欲しい(苦笑)


こうして、赤字を出したとしても2週も繰越すことのないように、一週間ごとに成果を確かめて達成感を味わってみましょう!



何がなんでも「予算を守る」「家計を守るんだ」という気持ち、忘れないでくださいね~。


もっと貯金ができるようになりたいあなたに。


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