家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
家計簿をつけているけれど、効果が今一つ感じられない。
家計簿が続かない。
家計簿をつけたいけれど、いつも挫折してしまう。
こんな悩みを抱えているあなたのために、効果的な家計簿のつけ方をお伝えしていきますね。
架空の数字と、ところどころリアルなわが家の数字を織り交ぜながら、書いていきますので、一緒に取り組んでいきましょう。
1ページ目の、書き方の例です。
収入は、夫婦共働きの場合は、合算するのがおススメです。
例えば、お給料日が別々でも「家計のスタート」する日を決めて、そこから1ヶ月間やりくりしましょう。
銀行引落の金額は、そのまま口座に残して、貯金は全て先取りで、各口座に振り分けてしまいます。
今月の収入のところには、ご夫婦共働きの場合、それぞれのお給料の手取り額を入れましょう。
前月繰越のところには、先月の集計で出て黒字を書き入れてくださいね。
今まで家計簿をつけていない方は、「前月繰越」がないでしょうけれど、今月から「黒字を出す」気合で頑張りましょう!
【口座引落・固定支出】
光熱費や、通信費、家賃など引落が決まっている金額を、そのまま記入してくださいね。
支払い内容によって、口座の名義が分かれる場合は、途中に二重線を引くなどして、分けて書くとわかりやすいですね。
今、クレジットカードの明細をみて、毎月「固定支出引落」の欄にカードの請求金額が入っている方は、クレジットの使い方、お金の流れを変えていくと、より「貯金体質」に近づけるかもしれませんよ。
【現金固定支出】
夫婦のお小遣いなど、毎月現金で決まった金額の予算を入れます。
そのほかに「町内会費」など1年に一度払うものでも、月々から用意しておくと支払い月の負担が少なくてすみますから、安心ですよね。
【未来貯金】
10年単位で貯めるお金です。
将来のマイホーム資金や、お子さんの教育費。車の買換え費用や、老後の資金など、10年単位で長期で貯めるお金を計画的に貯めていきましょう。
【支払い目的の積立】
年払いの保険料(生命保険・自動車保険・地震保険)など年払いの金額を12等分して、月々予算化して貯めておきます。
自動車の車検費用は、2年に一度なので大体の金額で24等分し、月々予算化します。
NHKの受診料も、年払いの方が安くなるので、年払いに変更し、月々予算化します。
自動車税、固定資産税も年間でかかる金額から、月々の予算を割り出して積立てましょう。
【特別費】
年単位で管理する、時々発生する費用を、予算化して別口座で管理します。例えば、洋服代とか、帰省費用、冠婚葬祭費、年賀状や、クリスマスプレゼントなども、特別費で予算しておくと便利ですね。
【現金袋分け・やりくり生活費】
ここは、生活費を袋分けします。
食費×5週間 + 米・調味料・嗜好品(ストック食材)
雑貨・医療費・お楽しみ費・交通費・美容費など、千円札を用意して袋分けで管理します。
収入などは、架空の数字ですが、やりくり生活費は、わが家のリアルな数字です(笑)
この予算ページのコツは、「収入=予算」 すべてのお金の行先を決めてしまうことですね。使途不明金を作らないことも大切ですが「お金をどう使うか、どう振り分けるか」毎月、しっかりと吟味して決めましょう♪
そして必要な貯金は、必ず「先取貯金」で。
あとは、決められたやりくり生活費を守ることができれば、思い通りの金額を貯めることが可能です!
次回は家計簿のつけ方「雑費・医療費・交通費・お楽しみ費」など
ご覧くださいね。
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